ショートストーリー

≪こーんばーんはーっ!!

どうもご無沙汰しております🤭
インスタグラマー目指してる、私です!!

嘘です(笑)

ヒーラー・セラピスト目指してます❤(本当)

只今、セラピストになるべく鹿児島に滞在しお勉強する日々を過ごしております!あ、観光と食もしっかり堪能してます(笑)

この間、鹿児島の家の近所でなんとなく写真を撮ってたら
エモい写真が撮れたんです。
その写真見てたら、頭の中に短い物語が浮かんできて
せっかくだし、ブログに書いちゃおうと思ったので書きますね(笑)


その写真が、こちらっf:id:yamaeritan:20201101001407j:plain

皆さんは、この写真からどんな物語を想像しますか?
では、エモーショナルな物語始まります🤗


夜になると冷え込みが強くなってきたこの頃
寒さを紛らわすように肩をさすりながら
私はいつもの場所に立つ。
このビルと酔っ払いが集まる街中を見下ろすように見上げた先には観覧車がライトアップされている。

なぜ、こんな街に観覧車を建てたのだろう。
夢と笑顔を乗せて回るあの乗り物がこの街に似つかわしいとはとても思えず、滑稽だなあとふっと笑ってしまう。

そういえば、観覧車に乗ったことはあっただろうか・・・?
そう思うと、遥か遠くから断片的な懐かしい記憶が脳裏に蘇ってくる気がしてきた。


・・・そうだ。
それはまだ幼い頃に、大きな手と優しい手に両手をひかれながら「帰りたくない」と駄々をこねる私を「仕方ないなぁ」と優しげな声で抱きかかえて、観覧車に乗せてくれた。
徐々に高くなるにつれて、家が道路が小さく見えてくる。思わず、怖くなって怯んでいると後ろから「大丈夫だよ」とそっと抱きしめられたので振り返ると、夕陽のオレンジ色に照らされながら微笑んでいる。
オレンジが眩しすぎて口元しか見えないが、その人は私の優しく頭をなでながら「大丈夫、そばにいるからね」と笑っている。
何故だが急に抱きつきたくなり、両手を伸ばして抱きつこうとすると「どうした?あい―・・・」

「アイリ、何してんだ?」
聞き慣れた声がしてふと我に返る。
「なに立ったまま寝てんだ?」と目の前には常連のヒロキが立っていた。

思い出してるうちに、いつの間にか目を閉じていたらしい。
「別に。ヒロキがいつ来るかなーと思って考えてた。」
適当に返答する。

「かわいいな。アイリは俺が必要だもんなー」
ヒロキが、イヒヒと笑いながら腰に手を回してくる。
私はとりあえず微笑みつつ、ヒロキに誘われるまま店へと向かう。

さり気なく振り返ると、そこには今日も変わらずあの大きな観覧車がこちらを見下ろすように立っている。

そう、だから私はこの街ではアイリと名乗ることにしたのだ。

思わずそっと呟く
「じゃあ、行ってくるね」

「行ってらっしゃい」
そう言われた気がして、冷え切った身体の芯が少し暖かくなったように感じた。



・・・・・・・はい!以上が
あの写真から浮かんだ物語になります♪♪♪

実際に、頭の中には2,3分で情景が終わったのですが
文に起こそうとすると、言葉の使い方とか表現の仕方が難しいものですねー😅
作家さんや、文章を作る方々は本当にすごい!!✨
改めて尊敬の念がわきました✨

皆さんは、日常のワンシーンからどんな物語が生まれますか??
秋の夜長に物語作成も楽しくておすすめですよっ🤭

では、そろそろ寝ようかな
おやすみなさい🌛

明日もいい日になりますよっ❤